講義の内容は、およそ我々が知識として持っているものが大半でした。特徴・構造・安全性・製造過程などが詳細に講義されました。CONTURA社の技術部門の方の報告によると、中国などもポリアクリルアミドを材料として、注射薬を作っているらしいのですが、それらは、精製方法に問題があり、先進国の技術基準CE Marking(EUでの基準)を満たしていない工場で作られているとのことです。つまり、海外で報告されている数少ない合併症は、それらの商品に由来するものであり、東京青山クリニックで使用している、CONTURA社のアクアミドは、そのような報告は一切無いとの事でした。
今回の講義での新しい知見は、
【1】
アクアミドは、時間が経つにつれて極々薄い皮膜(顕微鏡でしかわからないレベル)で覆われる。そのため、周辺組織への広がりによる吸収が起こりにくいことが、組織学的に証明されている。
【2】
アクアミド自体は、98%が水で出来ているので自浄作用が働く、すなわち2〜3ヶ月で水の成分が入れ替わり、感染などを防ぐような構造をしている。
以上の2点。 |